そんなこんなで大学生になると、少し明るい人生を迎えることができた。
しかし、過眠がひどく、休みの間20時間ぐらい寝てしまうことがざらになった。
動けず、うつ状態もたまにある。どうにかならないかということで心療内科に行く。
そこで、先生に今までのことを全部話す。
そうすると、先生が「さくらさん、躁鬱病って知っています?」
と、いわれて、名前は知っていたけど、まさか自分が躁鬱だとは思っていなかった。
躁鬱って、何日も寝なかったり、ハイがすごくで、鬱はもっとひどくて、
みたいなものだと思ってたから、私は違うと思っていた。
でも話を聞くと、Ⅰ型より波の少し緩やかなⅡ型であることを診断された。
それを聞いて私は今までの全部の思い出される辛かったことが走馬灯のように駆け巡り、
一つの答えによりそのモヤモヤが一瞬で解消された気分になりました。
あぁ、私はそれでこんなにつらくて、死にたくなってしまって、つらかったんだ、と。
この日から私は病気で、この病名なんだ。と認識できるようになりました。