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こんにちは。双極性障害の躁鬱くん(@so_utsu_kun)です。ここ数日、不調が続いて不安感が取れないので何とか楽になりたいと、セパゾンを2~3日連続で4㎎ずつ服用しました。
セパゾンはベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。
ベンゾジアゼピン系の薬の中でも効果・作用時間が強めな割に眠くなりにくい薬のようです。
あるサイトでは、以下のように紹介されていました。
- 成分名:クロキサゾラム(商品名:セパゾン)
体内の薬の濃度がピークに達するまでの時間:3時間、半減期:16時間
ただし、クロキサゾラムが体内で代謝されてできる物質にも薬理作用(薬としての効果)があるので、
効果持続時間は24時間以上とされています。
抗不安作用:強、鎮静作用:中、催眠作用:中、筋弛緩作用:中、抗けいれん作用:中
不安感、恐怖心に対する優れた改善効果があり、状態が安定しにくい不安神経症や恐怖症に主に使用される薬です。
HP:精神科医が16種類の精神安定剤(抗不安薬)について徹底解説!
私の最近の主な抗不安薬の遍歴としては、
「ソラナックス➡セルシン➡セパゾン(今)」
のような感じですが、強い不安感や強い異常な心理状態になったときに、自殺企図したり自分や他人を傷つけたりしないため、お守り代わりにベンゾを処方してもらってきました。
ただ、医者がもともと処方する量(たとえばソラナックスは1回0.5㎎、セルシンは5㎎、セパゾンは1㎎など)で効果がてきめんに表れたことはなく、より激しく不安が助長されてしまうことがあるため、追加で1~3錠追加で飲むことがほとんどでした。
そしてそれ以降は「効かないのに飲んでも仕方ないから」「なんとか不安感止めないと辛いし何をしでかすかわからないから」という理由でセルシンの場合は10~15㎎、セパゾンの場合は4㎎という量を一回に飲んでいます。(飲みすぎかもしれないのでマネしないでください)
さて、知識はあまりないながら、それでも私はベンゾジアゼピン系抗不安薬の「依存」が怖くてあまり連用しないのですが、ここ2,3日調子があまりに安定しないので半ば予防的に「セパゾン4㎎」を1日1回時間は決めずに体調が気になったタイミングで飲んでいました。
ですが、かえってこれが悪いほうに作用したのか、昨日も今朝も、朝起きると異常なまでの不安感と憂鬱感が体中にまとわりついているのです。
ここで考えられるのは2つの理由ではないかと思いました。
1)単純に鬱期で鬱状態が悪化している
2)たった数日の常用ではあるもののセパゾンの身体依存が発生しており、セパゾンが切れるタイミングで不安が強い
ベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬の「身体依存」「精神依存」の違いについては、以下の本が参考になります。
「精神依存」とは「嗜癖(しへき)」あるいは「アディクション」とも呼ばれ、薬物に対する強烈な欲求があり、管理抑制が精神的に不可能になり、時には乱用につながる薬物渇望状態として定義づけられるようです。
一方、「身体依存」は、その物質が常に体内に入ってくる環境に合わせて生体活動が維持されるように変化した状態で、精神的渇望はなく、服用を中止すると離脱症状が発生するため中止が困難になることを言うようです。
たった2~3日で離脱症状もなにもないだろう、、、というような気もするので考えすぎかもしれません。
ですが、先に紹介した本
を読んでいても、なんか自分の状態が「身体依存」なんじゃないかと引っ掛かります。
この本では断薬するため少しずつ薬の服用量を減らしていく方法なども書かれているのですが、そこまでする気はまだおきない(管理が大変そう)ので、
とりあえず「不安が強くてもベンゾジアゼピン系薬を服用してごまかすのはもうやめよう」という気持ちでいます。
それよりは基本の薬でコントロールしたいのですが、それも結構な量服用しているからなあ・・・
しかも、引っ越して転院したばかりなので医師とコミュニケーションをうまくとる自信もあまりありません。
とりあえず今の体調がすごく嫌な感じなので、
知識だけはもう少し増やしていくこと、
ベンゾに頼る頓服の方針をやめることをこれからのテーマにしてみようと思います。
※ベンゾジアゼピン系の薬の知識をつけるにはネットで検索もアリですが、今回色々調べて、kindleで読める本もいくつか出版されていることがわかりました。ほとんどがkindle unlimited の定額読み放題で閲覧可能です。
kindle unlimited は月額980円で対象となる書籍が読み放題のサービスですが、時期によって1か月99円とか3か月244円とかそんな金額で読める場合もあるので興味がある人は一度登録してみてもよいと思います。
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